京都市山科区 S様邸外壁塗装工事 ⑫(軒天裏の塗装編)
2022/11/27
こんにちは、リペインターズの広報担当です。
京都市山科区のS様邸外壁塗装の様子をご紹介しております。
庇(ひさし)の裏側の塗装
養生作業を終わり、本格的に外壁面を塗る前に庇(ひさし)の裏側を塗装していきます。
外壁面の上塗り塗装と色目が違いますので、先に塗って置かないと、塗布した塗料が付きますから、作業のやり易さを考えて施工していきます。
軒天裏の塗装
同じく軒天裏と下屋の真下部分も塗り進めていきます。
使用する塗料は【水性ケンエース】です。
弊社でよく使用する塗料です。
今回は白を塗布していきます。
塗布後にシミやヤニを発生させない効果と防汚、防カビ性能を有し揮発性を微量に抑えた壁面用塗料です。
シーラーレス加工が可能で塗装する素地への密着性に優れています。
軒天裏の塗装の必要性
先ず軒天自体の役目ですが、外壁より張り出した軒天により雨風の吹き込みや太陽光を遮り、外壁材の劣化防ぐ役割があります。
最近の建築で、この軒天が省かれている住宅が見受けられます。
スタイリッシュに見えますが、軒天がない事により雨だれが発生しやすくなり壁面の経年劣化が進むのが早くなります。
軒天は素材となる材料が不燃物を用いられる事が多く、今回の施工対象もケイカル板(ケイ酸化カルシウム板)が使われています。
不燃物を用いるのは、隣家から火災が発生した際に火の手が屋根まで直ぐに達しない様に配慮しているのです。
以上が軒天の役割です。
年数が経過した軒天の裏は湿気が貯まりやすく、放っておくと軒天裏に使われている部材の表面が荒れてきます。
そのまま放置しておくと、ひび割れ等が発生し、穴が開いてしまい鳥や小動物の住み家になってしまう場合がありますので、塗装による塗膜保護で劣化を食い止めるのです。
直接に雨風が当たる部分では無い為、それほど汚れる個所ではありませんが外壁塗装が終わると目立ってしまいますので保全の意味もかねて塗っておいた方がいいです。
軒天裏を白く塗るのは家全体を明るく見せる為に使われる事が多いです。
黒色等の濃い色で塗ってしまうと暗く見えてしまい、それに合わせて外壁色もダークトーンに振らなければ行けないので難しくなりがちです。
よほどの拘りがない限りは明るい色で塗っておいた方が賢明だと思います。
軒天裏の塗装を終わりました。
本日は、区切りの良いところで終了です。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです!
塗装に関しては門柱、フェンス等の細かな塗装も対応しております。
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