京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

京都市山科区周辺におけるリペインターズの施工実績をご紹介します

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塗装日誌

京都市左京区にて外壁塗装・室内家具塗装〈中古住宅リフォーム〉

2022/12/09

こんにちは、リペインターズの広報担当です。
京都市左京区の中古住宅の外壁塗装工事の様子をご紹介しております。
前回からの続きです。

★前回はこちら

左官屋さんの窓枠モルタルしごきも、ある程度終わり、外壁面のクラック素地調整もコーキングで補修も終わりました。
2階部分の外壁の方は、塗り進められる状態になりましたので塗装を行います。

外壁下塗り塗装

本日は施主様のご希望で外壁の色決め行いました。
打ち合わせの結果、外壁色は当初の予定より変更となりました。

瓦屋根の中古戸建を改装ですので、和風に似合う外壁色をご提案しました。
そこを踏まえて、施主様は石目調のうすいピンクの外壁色を選択されました。
上品でいい色を選ばれたと思います。

早速、塗料を用意しまして先ずは、下塗り塗装を始めて行きます。

その前に塗装を行う外壁面は、もともとの旧塗膜がリシン吹付塗装が施工されていました。
ところが、今回のリフォーム工事で窓枠サッシを断熱性の高い二重窓に交換するべく既存の古いサッシを窓枠ごと撤去しました。

そして、新しいサッシを入れ替えたのですが、新サッシ廻りをモルタルでしごいています。
しごいた面はツルっとしているのにリシン壁はざらっとしいますので、その境を無くすべく一度、吹き付け塗装を行って、均一な塗装面にしてからの作業になります。

均一な塗装面が形成されましたので、本格的に下塗り塗装に移行していきます。

使用塗料

下塗り塗装に使う塗料は【微弾性フィラー全面しごき】です。

微弾性フィラーとは外壁塗装工事でモルタル面やALC外壁等に使う下塗塗料です。
施工にはローラー刷毛を使用して行うのが一般的で、壁面のクラックや凸凹を覆い隠す目的が有りますので、ローラー刷毛でたっぷりと塗り進めていきます。

塗料のメリットとしましては微弾性と言うだけあって、ひび割れに強くモルタル壁特有の細かなヘヤークラック等の細かなひび割れに追随していく点です。塗装面が弾性で柔らかく、モルタル壁の乾きによる収縮や壁面の細かな動きに追従しますので、防水性も高くなります。
モルタル壁は外壁材の中でも特にひび割れを起こしやすい壁面でして、微弾性フィラーを施工する事で経年劣化を防ぎ、躯体の保全に役立ちます。

塗布する事に関しては、厚くしっかりした塗膜を形成していかなければならないので砂骨ローラー等で建物の上から下へと塗装作業を行っていきます。
2階部分は下塗り塗装がほとんど進みましたが、階下の一階外壁面は左官屋さんのサッシ廻りモルタルしごきの手待ち状態なので、ここで一旦終了とさせて頂きます。

内装建具の塗装

続いて建具の塗装です。

大工さんが仕上げてくれた建具なので、丁寧に施工していきます。

使用塗料

使用塗料は日本ペイントの【ファインパーフェクトトップ】です。

施工性の富んだ1液タイプでラジカル制御形の樹脂を配合し、環境を配慮しつつ塗料の乗りも考えた弱溶剤系です。

塗料の特長

・高対候の酸化チタンと光安定剤の相乗効果により紫外線による対候性を高めておりラジカルを抑え、強靭な塗膜を長期間、維持します。
・粘り気が均一である為、平滑な塗面を実現し、塗り肌が美しく仕上がり、同シリーズとの下塗との組み合わせで、美しい艶を際立てます
・下地に対する付着性が高く、塗布した時のグリップと滑り止め効果が得られ、塗膜の厚みも確保します。

以前は別の塗料を使っていましたが、製品の中に含有されている鉛成分が環境に良くないとの理由で、ファインパーフェクトトップを使い始めました。
使用感も良く、もちろんべた付き無しで鉛成分入っていませんので安心です。

塗装作業

塗布する色目は艶消しの黄色です。
施主様のこだわりの内装色です。

注文仕様のフルリノベーション住宅なので、ご期待に応えられるようしっかり塗っていきます。

指定された衣装ケース枠と窓際の天端テーブルを塗り終えましたが、他の部屋でも作り付けの建具の塗装があるようなので、出来上がりましたら順次ご紹介していきたいと思います。

階段の塗装

建具塗装の時に施主様のご希望で黄色に塗装した事をお伝えしました。
この階段も施主様のこだわりを形にする為、4色に各段を塗り分けていきます。

大工さんの内装工事が終わり、階段が出来上がってから、事前にお聞きしていた塗装内容を現地で照らし合わせていました。
つい先日、最終的な確認と打ち合わせを施工場所となる現地にて最終的な色決めを致しました。

今日はまだ階段に色入れは行いませんが、前段階である下塗りを行います。

階段下塗りに使用する塗料

使用する塗料は和信化学工業の【Non-TXウレタンサンデングシーラー】です。

硬化剤を用いる2液タイプウレタン塗料です。
塗料の中に、トルエン、キシレン等を含んでおりませんので環境を配慮した溶剤系塗料で今回の様な室内塗装に最適です。
ホルムアルデヒドF☆☆☆☆(エフフォースター)認定品で厚生労働省の「屋内空気汚染に係るガイドライン」にも適合しております。

塗料の特長

・密着性に優れており浸透性も良いので素材選びが少なく、どのような木材素地にも密着します。
・2液タイプで混合比が1:1なので分かりやすく、低粘度不揮発性ですので、塗布時の肉持ち性が良好です。
・作業性が良く、平滑で泡立ちが起こりにくい塗り肌を確保できます。

下塗り作業

次の工程である、上塗りに備えるため、このシーラーを塗り上塗りの塗料がしっかり木肌に食いつく様に塗り進めていきます。
先ずは施工面となる階段の清掃から始めます。細かい埃等を取り除き拭き上げます。
そしてペーパーで表面を研磨して油分や汚れを飛ばして、塗布する部分の木部を整えていきます。

その後にNon-TXウレタンサンデングシーラーの主剤と硬化剤を混ぜ合わせて階段上部分から塗布していきます。

いつも通りに広い平面は小型ローラーで塗っていきローラーの入らない隅や角は刷毛を使い塗っていきます。
塗り終わりましたら十分に乾燥し次の工程である上塗りに備えます。

こちらの施工場所は施主様のこだわりが随所に見られます。
お住まいの、外壁色は何度も打ち合わせを重ね決めましたし、内装に大工さんに頼んで特注で造作の棚やケースも作られました。
今回それらに塗る色も、他には無い塗装色を塗り進めていきます。
施主様の内装のイメージするところは、まるでディズニーランドのホテルに泊まった様な遊び感ある内装を希望されています。

ここまで、思い切って内装を選択されるのを傍目で見ていましても羨ましいです。

単調になりがちな塗装案件の中で希少性の高い、日頃滅多に使わない色を使いお仕事をさせて頂くのは、施工側としてもとてもワクワクしてきます。
施主様のご希望は各部屋にコンセプトがありまして、それぞれの部屋が内装のクロスから建具の色指定がすべて異なります。

そこで階段は、その各部屋に通ずるアプローチなのでそこを具現化しつつ、階段の蹴込部分をお部屋に使われている各色に塗装しました。

使用しました色はピスタチオ、サックスブルー、ピンク、イエローの4色で交互に登り口から上がりきった2階廊下入りまで塗装しました。
色出しは職人と入念な打ち合わせを行い、施主様のご期待に応えるべく熟慮を重ねた結果、色見本帳の指定色をメーカー規定で揃えさせて頂きました。

現場で調色配合して塗料を作るより、塗料メーカーに揃えて貰った方が確かです。
結果は見事!発色良く各色勢揃い致しました。
これで、色出しも発色良く上手くいったと思います。
喜んで頂ければ嬉しいです!

棚の塗装

無事、階段の塗装の施工が終わりましたら、次は一階玄関横と居室の棚塗装です。
薄いグリーンで塗装さして頂きました。背景に見える鮮やかなイエローとブルーの色目に引けを取らず雰囲気良く鎮座しているのではないでしょうか。

そして次に違う場所に移動しまして、1階奥の部屋です!
こちらの棚はピスタチオグリーンで塗装しました。
背面にある個性的な壁紙クロスと雰囲気あっていいと思います。
こちらはローボードも同色で塗装さして頂きました。

各部屋に配色した色が階段に集約して塗ってあります。
施主様の夢が詰まった素晴らしいお住まいが出来上がりつつあります!

居室内は、ほぼ出来上がってきましたので、後は外構が残すのみになりました。
塗装屋としての仕事は外構の塀に塗装が残すのみになりました。
施工が始まりましたら、またご報告させて頂きます。

最後までご閲覧ありがとうございました。
本日はこの辺りで失礼します。ありがとうございました。

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです!
塗装に関しては門柱、フェンス等の細かな塗装も対応しております。
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。



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