京都市山科区にて庇・幕板など付帯部塗装〈Y様邸外壁塗装・屋根塗装〉
2023/06/03
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市山科区のY様邸の外壁塗装の様子をご紹介致します。
前回、外壁4面のうち3面は下塗り塗装を終わりました。
★前回の様子はこちら
正面の下塗り塗装がありますがこちらは後回しにして、その前に外壁部分の付帯部である庇の塗装や水切り、そして幕板の塗装から先に進めていきます。
付帯部塗装
本来ならこれらの部分は外壁塗装の下塗り・上塗りがすべて終了してから塗装しても良い部分ですが、今回は訳があって先に廻しています。
付帯部を先に塗装する理由
今回施工する建物はコーキングの劣化が激しかったので、弊社でもこの問題に対応するべく高耐久なコーキング材、オートンイクシードを導入しました。
約30年の持続性を誇るコーキング材ですが、高耐久な反面、施工には慎重さを求められます。
それは一般的なコーキング材に比べ、打設後の乾燥に時間を要すると言う事です。
求められる乾燥期間は1週間程なので、その間はコーキングの上からの塗装が出来ません。
従いまして、通常は後から塗装する工程を先回しに行って乾燥の時間を稼いでおります。
屋根周辺の破風、鼻隠し、棟板金もそれに当たります。
例え1週間の乾燥期間が終わったとしても下塗り塗装を始める事自体、コーキング材が乾燥した壁面の内、目立たない隣家との間から始める事にしています。
特に既存のコーキング材劣化が激しかった西側外壁は念には念を入れて打設したコーキング材をより一層乾燥したいので一番後回しにしてから塗装していきます。
付帯部の塗装
庇の塗装
外壁の庇部分は鉄部ですのでケレンを行ったあと、下塗りとして錆止め塗料の「1液性ハイポンデクロ」を塗布していきます。
刷毛で隅から塗り進めて広い面に移りましたらローラーに持ち替えて、しっかりと塗装していきます。
乾燥しましたら、次は「1液性ファインウレタン」で下塗り同様に塗り進めていきます。
使用した色調は黒色をチョイスしました。
充分に乾燥した事を確かめましたら、次の工程である建物正面下塗り塗装の為に庇部分に塗料が付かないようマスカーテープで養生をして準備しておきます。
幕板の塗装
次は幕板に移行しましょう。
こちらは建物1階と2階の間、2階と3階の外壁間に2か所設置されている装飾物です。
デザイン的に間延びして見えない様に取り付けられ部材です。
こちらの色指定は私たちに任されています。指定されている外壁色がオフホワイトですので相性の良さそうなベージュ色で塗装して見ました。
帯状に建物にぐるりと廻っている少ない範囲でありますが、施工には外壁と同様に下塗塗装から始めて、乾燥後の上塗りを塗り重ねておきました。
水切りの塗装
また、水切り板金も同様に塗装しております。
まとめ
今回の施工では打ち換えた高耐久なオートンエクシードがサイディング壁繋ぎ目で完全に乾き、持続性能を100%発揮するのが目的でした。
その為コーキング材の上に塗料を乗せる事を出来るだけ後回しにしました。
指定された1週間という期間が過ぎても一番太陽光の影響を受ける西側外壁は更に乾燥期間を置くために付帯部から塗装を開始したのでコーキング材内部まで十分に乾燥したと思います。
以上を持ちまして本日の施工を終了します。
最後までお付き合いありがとうございました。
▷参考記事:外壁付帯部の種類と役割、塗装の必要性
この現場の施工実績は下記をご覧ください。
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