滋賀県大津市にて老人ホームのベランダ鉄部塗装
2022/08/28
こんにちはリペインターズスタッフの広報担当です。
今回は、滋賀県大津市の老人ホームよりご依頼をいただいた、塗装工事のご紹介を致します。
老人ホームの塗装工事
いつもお世話になっている、お付き合いのある工務店よりお仕事を承りました。
老人ホームの入退去に伴い居室の原状回復の為の部分的な塗装工事のご依頼です。
ベランダ手摺りの鉄部塗装
まずはベランダ部分の手摺の鉄部塗装から始めていきます。
鉄部の上塗り塗料ですが、水性塗料より油性塗料の方が持ちが断然良いので今回も油性塗料を使用します。
水性塗料自体も最近は油性塗料に負けないぐらい良くなってきていますが、出回っている種類や価格、職人の技術などを考慮すると軍配は油性塗料に上がります。
ウェルビーホームではファインウレタン系の塗料を多用しています。
塗料の材質や種類は多岐に渡りますが、むやみやたらに使用塗料の種類を増やしたくないのと、職人たちが扱いなれていることもあって、ファインウレタン系を好んでいます。
ファインウレタンは「ウレタン」と名前が着くだけあって柔軟性に富む塗料です。
鉄部というのは寒暖の差によって伸び縮みしますので、乾いた後に硬くなる素材の塗膜だと伸び縮みに対応出来ず、塗膜表面に割れが発生しやすいのです。
しかしウレタン系は柔軟性に優れているので、鉄の状態に合わせて伸縮してくれるのです。
ケレンを行い、錆止め塗料を下塗りとして塗装した後で、「ファインウレタンU100」にて仕上げています。
鉄扉の塗装
次は鉄扉も塗っていきます。
こちらも手摺と同じくファインウレタン塗料で仕上げます。
エアコン室外機の収納棚部分を塗装
エアコン室外機の収納棚メッシュカバーも塗っていきます。
通常エアコン室外機はベランダ床に設置されていますが、デザイン性を損なうのでカバーで覆っているのですね。
室外機を床に置かず収納棚に設置しているのは、夏場にベランダ内部に室外機の暑い排気を発生させない配慮でしょう。
入居さんに快適に住んでもらいたいホーム側の考え方が現れていますね。
施工自体は1日で終わり、養生を外して完成です。
現場を後にする時感じましたが、施工場所がお洒落な高級老人ホームで、設備も豪華で自分も将来入居してみたいなと、少し憧れを抱き帰路に着きました。
『日々の仕事を頑張るのみですね!』以上です。
こちらは定期的にメンテナンスされているようで、大きな劣化は見られませんでしたが、鉄部は劣化が進むと錆が発生してしまいます。
鉄部は塗膜によって保護されていることで直接雨や酸素に触れることを防いでいますが、塗膜が劣化すると錆が発生して、錆が進行すると鉄部そのものの耐久性を低下させてしまいます。
見た目がわるくなるだけでなく、安全面も低下するため、鉄部のメンテナンスには定期的な塗り替えが欠かせません。
リペインターズでは京都市山科区を拠点に様々な塗装工事を承っております。
お隣の滋賀県大津市の現場も喜んでお伺いします。
お気軽にお問合わせください。