京都市左京区にて下屋根の軒天塗装〈中古戸建住宅の塗装工事〉
2023/04/03
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市左京区にある中古物件の塗装工事の様子をご紹介致します。
下屋の軽天塗装
今回は、玄関上の下屋軒天の塗装を行います。
軒天の素材
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)が使用されています。
耐火性と透湿性に優れ、水に強く、不燃材でもありますので軒天に持って来いの建材です。
石灰質の原材料に補強の繊維と水を混ぜて板状に形成されています。
養生
最初は養生作業から始めます。
マスカーを用いて、塗料が付いてはいけない場所を保護していきます。
玄関先の下屋部分の軒天は他の職人さんの出入りもありますので、滑り止め防止で足元はノンスリップマスカーを敷き詰めて事故を未然に防ぎます。
塗装の用意が出来ましたら、脚立を使い刷毛を用いてカドやスミを塗り進めていきます。
塗りにくい個所から先に塗布していき、終わりましたら途中でローラーに持ち替え広い面を塗り、塗り肌を整えます。
下塗り
水性カチオンシーラーを先ずケイカル板に塗装していきます。
次の工程の上塗りで余分に塗料の吸い込みを抑えるのと、付着性を高める為です。
塗布し終わりましたら充分な乾燥時間を設けて、完全に乾いてから、上塗りに移行します。
上塗り
上塗り塗料は水性ケンエースを使用します。
上塗り塗料の特徴
・水性化による事でVOC1%以下、F☆☆☆☆エフフォースター認定で環境性能に優れています。
・落ち着きのある艶消し塗料ですので仕上がりが違います。
・塗膜は硬く、綿密性にも優れていますので汚染除去性に優れています。
・密着性、透湿性に優れており経年後の塗膜の浮きを抑えます。
・1液性の塗料ですので2液製のように、施工直前で混ぜ合わせる必要がありませんので施工性に優れております。
・塗布する下地や素材を選ばず、多岐に渡って塗装が出来ます。
限られた面積ですが、玄関上の軒天で目立つ部分ですので、塗料の塗り継ぎが起こらない様にしっかり塗装しておきました。
下屋部分の板金色が黒色なので、軒天は漆喰を思わせる白色をチョイスしました。
建物が和風の外観なので、ピッタリとマッチしますね。
周囲の家々と溶け込んで違和感無く、調和しています。
施工担当者より
京都市は景観条例がありますので、地域の情景からかけ離れた、外壁色の選択は出来ません。
特にここの地域は山並みが美しく、低層の建物が立ち並ぶ閑静な住宅街ですので決められた色の指定が建物にも求められます。
スマートに施工して他業者の施工に影響を与えない様に終了しました。
乾燥後にマスカーテープを取り外して辺り一面を清掃して、現場を後にしました。
最後までお付き合いありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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