京都市山科区にて屋根付帯部塗装〈Y様邸外壁塗装・屋根塗装〉
2023/05/30
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市山科区のY様邸の屋根塗装現場の様子をご紹介させていただきます。
前回、スレート屋根の上塗り塗装まで終わりました。
★前回はこちら
今日は屋根の付帯部の塗装を始めていきます。
屋根の付帯部分の塗装準備
屋根の付帯部分とは
付帯部とは破風板と鼻隠し、棟板金、樋や雨戸など外壁や屋根に不随する箇所の事です。
破風板と鼻隠し、棟板金などはいずれも屋根に隣接している板金部分でして、ケレンを行った上で錆止め塗料を塗装してサビの発生を抑制していきます。
使用する塗料は下塗りと上塗りで2種類、用意します。
塗料のご説明をいたします。
屋根付帯部分に使用する塗料
付帯部分の下塗り塗料
下塗り塗装に使用する塗料は日本ペイントの【1液性ハイポンデクロU100】です。
1液成形塗料で、2液成形塗料のように硬化剤を塗布前に混ぜ合わせる必要がありません。そのため作業性に優れています。
また防錆力も優れたエポキシ樹脂変性塗料ですので塗装後の鉄部を長きに渡って錆から守ります。
エポキシ樹脂に含まれるプラスチック素材が赤サビの原因となる水分や塩分を遮断して浸食して来るのを抑制します。
塗装対象が金属製の板金なので、下塗り塗装は重要な作業です。
同塗料をしっかり塗り進める事により塗料の密着度を上げ、この後に塗り重ねる上塗りの付着度を上げます。
塗り終わったら充分に乾燥期間をおいて完全に乾くのを待ち、上塗りに移ります。
付帯部分の上塗り塗料
上塗り塗装に使用する塗料は日本ペイントの【1液性ハイポンデクロU100】です。
これはリペインターズの数々の現場で使用している、作業性の高いファインウレタン系の塗料です。
塗料の種類は数あれど、やみくもに塗料の種類を増やしても混乱します。
職人たちが使い良いと言う意見もあって、弊社ではファインウレタン系を多用しております。
ファインウレタンは「ウレタン」と名前がつくだけあって柔らかく伸縮性に優れた塗料です。
鉄部というのは季節や朝夕の寒暖の差によって伸び縮みが発生しますので塗布後、乾いた後に硬化する素材の塗料だと、この伸び縮みに対応出来ず塗膜表面に割れが発生する場合があるのです。
この現場は山あいに近いので、京都市内でも朝の気温が下がる地域ですので、冬場は、おそらく外気の温度がかなり下がると思います。
しかしウレタン系は柔軟性に優れておりますので、季節の変化による鉄部の状態に合わせて塗膜に伸縮性があるのです。
2液成形タイプの耐久性を1液成形タイプで実現しています。
セラミックの親水性により、雨水が塗布面の汚れと塗膜の間に入り込み洗い流してくれるので黒筋のような雨だれ発生を防止してくれるのも特徴です。
屋根の付帯塗装の施工
それでは付帯部の塗装に入ります。
地面の塗料落ちを防止する為マスカーテープで養生してから塗装していきます。
塗装が終わりましたら一旦乾燥後、再び上から二度塗りして仕上げます。
最後に養生テープを取り払い、辺り一面を掃除します。
清掃後に塗料の乾きを確認できましたら、一連の作業は終了です。
忘れ物や異常が無いか確認してから現場を後にします。本日はこの辺りで失礼します。
最後までお付き合いありがとうございました。
▷参考記事:外壁付帯部の種類と役割、塗装の必要性
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