大阪府枚方市にてバルコニー塗装〈O様邸外壁塗装・屋根塗装〉
2023/05/06
こんにちはリペインターズの広報担当です。
大阪府枚方市のO様邸の外壁塗装の様子をご紹介しております。
前回は軒天の塗装を行いました。
★前回の様子はこちら
今回はバルコニーの床面塗装を行います。
バルコニーの塗装
こちらが施工前の様子です。
防水層を保護するトップコートに劣化が見られるので、トップコートの塗り替えを行っていきます。
ベランダの防水の劣化を放置して防水層に亀裂などが入るとあっという間に雨漏りしてしますので、定期的なメンテナンスが重要になります。
塗装の工程は下塗り→上塗り1回目→上塗り2回目の順番で進めていきます。
プライマー塗装
まずは下塗り塗装を行い、上塗り塗装の密着度を上げていきます。
下塗り塗料
下塗りに使うのは竹林化学工業の【タケシール#400プライマー】です。
ウレタン防水下塗り材として密着性、耐水性に優れた一液性の溶剤系のプライマーです。
ウレタン系としては乾燥が早く作業性の向上に寄与してくれます。
特徴
・1液性塗料で施工性と手離れが良く、作業性が高いです。
・モルタル、コンクリート、スレートなどのセメント無機質成分の素材に深く浸透し、内部から強度を改善して接着力を強化すると共に外気や水分の侵入を防ぎます。
・ポリウレタンの主原料となる樹脂を内封する事により、高度な接着性、耐水性の確保に成功しました。
施工
塗装面の清掃や研磨を行って埃やゴミ油分などを取り除いてから作業開始です。
ベランダ端の入隅部分に柔らかなゴム弾性の変性シリコンコーキングを打っておきます。この部分は建物の動きで割れやひびが発生しやすい場所ですので、こうした施工を行います。
現状は割れが発生していなくても、将来に起こり得る防水層の破断を抑制できるので、コーキング処理は必須です。
次はいよいよタケシール#400プライマーを塗布していきますが、封を開けない状態で内容物が均一な状態になるように、缶を揺さぶりよくかき回します。
そして出隅、入隅、配管廻りなどローラーでは塗りにくい個所から刷毛で持って塗り進めていき、広い箇所はローラーに持ち替えて塗り進めていきます。
立って作業した方が楽に作業ができるのでローラーに長い柄をつけて進めていきます。
塗布完了しましたら1~2時間以上乾燥期間を設けます。
乾燥硬化しているのを確認し歩行が可能レベルに乾燥しましたら2回目のプライマー塗布作業の開始です。
前回と同じ要領で塗布作業を進めて行きます。
最終的なプライマー仕上がりの状態は塗布面が少し艶のある濡れ色状態がベストです。
塗り進めていて、塗料の吸い込みが激しいと感じたら、乾燥硬化後に再度プライマーを塗布しますが今回はそこまで吸い込みは激しくありませんでした。
以上を持ってタケシール#400プライマーの下塗り作業を終了しました。
トップコート塗装
トップコート使用塗料
使用するのは竹林化学工業の【タケシール#3000トップコート】です。
タケシール#3000トップコートはウレタン防水層の性能を長期に渡って維持し対候性が向上する優れた保護塗料材です。
ウレタン防水層表面に1回塗る事により、汚れにくく光沢を維持した滑らかな塗装表面を実現します。
特徴
・建物の動きに対する塗面の追従性が高く、柔軟性に優れています。
・対候性が向上し長期に渡り防水層を維持していきます。
・乾燥後の硬化が素早く、作業性に富んでおります。
☆施工
まずは塗料の入っている缶の封を開ける前に内容物が均一な状態になる様に良く振り攪拌します。
小分けした塗料を持ち出し、まずは出隅、入隅、端末部分などの塗りにくい個所を毛足の硬いラスター刷毛で使って塗り進めていきます。
水切り部分の細かな場所は小型の刷毛で対応し、塗り終わりましたら広い箇所に移りローラーに持ち替えて塗装を進めていきます。
トップコートですので塗面の厚みを意識しながら規定量の塗料を塗布面積に応じて適格に塗り進めていきます。
塗り終わりましたら、乾燥時間を12時間以上取り、これですべてのベランダ床面防水塗装が完成しました。
辺り一面を清掃し、道具を車に積み込み現場を後にしました。
本日はここで終了とします。
最後までお付き合いありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
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