京都市山科区にて塩ビシート施工〈戸建て住宅屋上防水工事〉
2022/10/09
こんにちはリペインターズスタッフ広報担当です。
京都市山科区の店舗付き物件の屋上防水改修工事の進捗です。
前回ブログでは塩ビ鋼板とHiディスク盤取り付けで終わりました。
そして今回は塩ビシートを敷き設していきます。
★前回はこちら
塩ビシート溶着とは
先に貼り付けた塩ビ鋼板の表面にも塩ビで被覆されているので、入隅や出隅の角度が付いている部分にも溶着液や熱溶着で接合出来ます。
塩ビシートを敷き込みましてシートの重なるジョイント部分は溶着液で溶着(くっつけて)いきます。
ジョイント部分を溶着する事によって経年による劣化剥離はありません。
溶着液とは塩ビシートを溶かす成分が含有された専用の施工材料です。
この溶着液でほとんど溶けてくっ付くのですが、溶着が甘い部分には熱風機ライスターと言う専用工具を使います。
先端より600度の高温が出て、熱でシート表面を溶かして溶着します。
コストと耐久性
この塩ビシート機械固定工法の利点は既存防水層を撤去せずに施工が出来るので処分費が発生しません。
おまけに撤去処分が発生しませんので工期短縮にも繋がり一石二鳥です。
溶けて接合出来ているので1枚の繋がったシート状態になっております。
これが接着剤で接合していると経年と共に劣化剝離していく訳ですね!
剝がれて来ると、雨水が入り込み漏水の原因に繋がるのです。
改修排水口ドレン
この既存の排水口ドレンは、塩ビシートを貼り付ける事は出来ません。
狭く奥が深いので、防水シートで対応するのは困難だからです。
交換するのも、斫るなどして取り出さなくていけないので躯体にダメージを与える可能性があり現実的ではありません。
そうしなくても、今は改修ドレンと言う部材がありまして、三ヶ所ある屋上排水口に取り付けていきます。
排水ドレンを交換しないで、既存のドレンのうえに被せる事で二重になり、新しく交換したのと同じ理屈になります。
改修ドレンの、素材は鉛で柔らかい金属なので排水口付近の形状に合わせやすく、また鉄のように錆びません。
排水部分はジャバラ構造で長く、隣接する縦樋まで達する構造になっております。
取り付けには既存の排水口に被せて施工するので、口径が小さくなります。
既存排水口が最初から、狭く小さい場合は改修ドレンの排水経が更に狭くなるので排水効率を低下し危険です。
しかし、元々の排水ドレンに余裕もあり、ここの屋上排水口は三か所あるので十分追随すると思います。
数時間程して、三ヶ所とも取り付けを完了しました。
本日はここら辺で・・失礼します。
リペインターズは今回の様に屋根防水工事にも対応しております。
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