京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

京都市山科区周辺におけるリペインターズの施工実績をご紹介します

WORKS

塗装日誌

京都市山科区にて外壁コーキング施工〈S様邸屋根・外壁塗装〉

2022/11/19

こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市山科区にあるS様邸の外壁・屋根塗装の様子をご紹介しております。
前回で、超高耐久のコーキング材『オートンイクシード』の説明を行いました。
今回は、実際の施工状況をお伝えします。

★前回はこちら

施工中

コーキングの打ち直し

先ずは劣化した旧コーキング材を外壁面からカッターナイフ等を使って剥離していきます。
建物全体におけるコーキング箇所は数多く有りますので、作業には職人4人を用いて取り掛かります。

コーキングには打ち替え打ち増しの2種類がありまして、打ち替えは完全に古いコーキング材を除去して、新たにコーキング材を充填します。

一方、打ち増しは既存コーキング材の上に新コーキング材を充填する方法です。
主に窓周りサッシや入り隅部分です。

この部分は内部にハットジョイナーという目地幅を一定に保つ金属製の定規が内封されて無いので、カッターナイフでコーキング材を切ると内部の防水シートを傷つける事があります。
そのため、コーキング材打ち増しが一般的です。

もちろん、厚みが十分確保出来ない、著しくコーキング材の劣化が進んでいるなどの場合はその限りではありません。

古いコーキング材を除去した後に清掃を行い、コーキングが充填される個所を綺麗にします。
汚れていると、しっかりくっつきませんので丁寧に!

その後、バックアップ材というポリエチレン発砲体の部材を目地の中に埋めていきます。
見た目は発砲スチロールの紐みたいな部材を入れていく事によってコーキング材の安定を図ります。

使用の目的は、コーキングを充填する目地は奥行きが深い状態がありますので、バックアップ材なしで施工しますと、コーキング材がいくらでも内部に入っていってしまうのです。

またコーキングの三面接着を回避する意味合いもあります。
三面接着とはコーキング材と外壁下地とサイディング壁が三面、接着している状態です。
密着性もあり防水性も高く、外壁が揺れたときに、三面から力が加わってひび割れが発生しやすいです。
その状態を防ぐためバックアップ材を内封し外壁下地をコーキング材が直接、密集しない様にします。
この状態が二面接着と言いコーキングにおいて理想的な状態です。

続いて、バックアップ材の繋ぎ目の作業です。

コーキングを注入する目地にバックアップ材を注入する作業目地のひび割れを起こす三面接着を避けるだけで無く、材料の節約にも繋がりますので工事代金にも反映してくる場合もあるのです。

バックアップ材も、太さや形も色々有りまして、角型や丸形、幅8ミリから20ミリまで多岐に渡り目地幅に合わせて選択し、隙間を埋めていきます。
たとえば、目地の奥深い場合は糊付きテープ仕様もあって、施工面ごとに使い分けます。

発砲性のあるポリエチレンなので、クッション性と復元性がありますので狭い目地の中に押し込む時にも詰めやすく、膨らむのでズレにくく、しっかり安定してくれます。
耐水性のある素材ですので、朽ちにくく雨水や結露等の影響を受けず充填したコーキング材をしっかり支え続けていきます。

埋設には爪で押し込まず、必ず指の腹を使って詰めていきます。
仕上げには竹のヘラを使って、バックアップ材を傷つける事がない様に均一に押し込みます。

バックアップ材の埋設が完了しましたら、次はマスキングテープで新しいコーキング材がはみ出さない養生します。

養生作業が終わりましたら、コーキング材がしっかりと目地に食いつくようにプライマーを充填個所に均一に塗っていきます。
プライマーとはコーキング材を充填する目地部分との接着を向上させる材料です。

塗布したプライマーが完全に乾いたのを確認しましたら、次はいよいよコーキング材の充填が始まります。

30年の対候性のあるオートンイクシードを用意しましてコーキング用のガンの中に注意深く、空気が入らない様に吸い上げていきます。

充填作業を行う時は、目地幅に合わしたノズルを選定して作業を進めます。
作業は縦目地でしたら上から下に向かって、目地内部に空洞が発生しない様に多めに載せることが重要です。

目地が交差する部分は重なり合わない様に交点を避けてコーキング材を充填していきます。

コーキング材の充填が進んで来ましたら、ヘラを使って、充填面がフラットになるように均一に慣らしていきます。
内部が、スカスカにならない様に、同様の作業を繰り返して押さえ込みます。

塗布が完了しましたら、マスキングテープを順次に剝がしていきます。
その後、十分に乾燥させましたら、完成です。

剥がしたマスキングテープをゴミ袋に詰めて、コーキングで使った道具の洗浄を行い、辺り一面を清掃します。
部分的に少し残りましたが、それは明日に作業を行いまして、コーキング作業の全てを終了とします。

長々となりましたが、施工ブログ、コーキング編に最後までお付き合いありがとうございました。

次回は下塗り塗装編をお届けしたいと思います。
本日は、これで失礼させていただきます。

次回の記事はこちらです!

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです!
塗装に関しては門柱、フェンス等の細かな塗装も対応しております。
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なのでお気軽にお問い合わせください。

電話

現地調査依頼でQUOカードプレゼント
お問合せはこちらから

TOP