京都市山科区にて屋根・外壁塗装〜着工・洗浄・外壁中塗りまで〜
2021/06/07
先日より、山科区にて行っている屋根・外壁塗装の様子をお届けいたします。
今回の施工内容は、高圧洗浄と養生です。
施工前
こちらが施工前の様子です。
外壁や屋根に汚れや色褪せ、チョーキングなどの劣化がみられます。
足場を搬入して組み立てていきます。
高圧洗浄
屋根に蓄積された汚れやカビ・藻などを高圧洗浄機を使って洗い出します。
かなり劣化が進んでいて、元の色がなくなって素地が見えている状態です。
こちらの屋根はモニエル瓦という瓦で、主材がセメントと川砂です。そのため防水性がないので、定期的な塗装によるメンテナンスが必要な瓦です。
モニエル瓦は表面にスラリー層という特殊な着色層があるため、こちらを完全に落としてから塗装を行う必要がある特殊な屋根材のため、塗装の際には注意が必要です。
モニエル瓦の塗装について詳しくは下記を参照してください。
養生
続いて、塗装面以外の箇所を養生します。
屋根・外壁塗装は屋外作業になるので、どんなに気をつけても風で塗料が飛ばされる恐れがあります。
養生はそういった塗料の飛散から建物周辺や塗装の必要が無い箇所を守るための重要な役割があります。
せっかくの塗装で、必要の無い箇所を汚しては意味がありません。丁寧に確実にしっかり養生を行います。
養生が終われば、いよいよ塗装作業に移ります。
外壁塗装:下塗り
前回までに養生が完了しているため、今回は下塗りから入ります。
下塗りが塗料の機能性・耐久性の良し悪しを左右するため、漏れなく丁寧に塗っていきます。
外壁塗装:中塗り
続いて、下塗りで塗った塗料が乾き切ってから中塗りを行います。
中塗りでは下塗り材の色を消し、上塗り塗料の密着をより高めるといった効果があり、基本的に上塗り塗料と同じ色を使います。
中塗りを省いて上塗りだけで仕上げてしまうと必ず塗りムラができてしまうため、欠かせない工程です。
中にはこの中塗りを省くような業者もいるため注意してください。
引き続き、作業の様子をお届けいたします。